フリーランス必見!請け負い・外注扱いの人の確定申告

給料っていう扱いじゃなくて、請負扱いだから。
給料っていう扱いじゃなくて、外注さん扱いだから。

こういうフレーズ、聞いたことありますか?? で、どういう意味なのか、分かりますか?

 

『それって、自分で確定申告しなさいってことですよね!』

 

はい、その通りです。(‘◇’)ゞ

でも、その『確定申告』が。  よくわかんないから、面倒だから、大した儲けもないから

…などと言って避けて通ってませんか? (・_・;)

 

… 避けないでぇぇ。

 

人にもよるけど、一年間振り返ってみて100万円以上もらっているなら確定申告しましょうよ。
事業やってますっていう規模や実態でもない、いわゆる
『 外注さん 』、『 請負扱いさん 』 ならではの、申告の仕方がありますから。

 

さっそく、たっぷりの画像と一緒に見ていきましょう!
(※ 分かりやすさを優先していますので、若干、説明不足の点があります。ご承知おき下さい。)

 

☆☆****~☆☆****~☆☆****~☆☆****~☆☆****~

 

まずは、これ。

雑所得01

 

国税庁のホームページから、簡単にゲットできますよ。めんどくさい人は、
「確定申告書 用紙 B」とでもググってみて。… で、二枚目の用紙のここに注目。

雑所得02

 

 

まずは、この欄から仕上げていけばOK。
国税庁HPへ直接入力してもいいけれど、あえて今回は手書き解説!

雑所得03

 

所得の種類。そこはこう書きましょう。(雑所得、という区分です)

雑所得04

 

そして「種目・所得の生ずる場所」っていう欄はこんな感じで。

雑所得05

 

そして、収入金額。
ここには1月~12月の間にもらった、1年間トータルの金額を書き込みましょう。

雑所得06

 

そうそう、手元にこんな書類があるなら、是非とも引っ張り出しましょう!
「支払調書」っていう書類です。

これ、1枚はアナタの手もとに。もう1枚は税務署に(※) 送られています。
(※) 一定の金額以上の場合に限ります。

雑所得07

 

こんな風に、1枚だけでなく複数の企業から報酬受け取っている人もいますよね。
そういう場合はこんな風にまとめて書きます。

雑所得08

 

そして、ここが肝心。
その「支払調書」には書いてないけど、アナタはサラリーマンではなく、
独立した「請負い扱い」の「外注さん」です。

 

その収入をゲットするために自分で使った経費がありますよね。
交通費や事務用品費、パソコン代、ネットのプロバイダー料金など色んな経費があるはず。
ここに書きましょう。

雑所得09

 

そして、仕上げ。

雑所得10

 

他に色々と書くことがあるかもしれないけれど、今回の記事では、
この報酬に関する部分(雑所得に関する部分)を中心に解説しているので、とりあえず次へ。

 

最初にプリントアウトしておいた、もう1枚の確定申告用紙を出しましょう。

雑所得11

 

そして、さっき書いた部分の「収入金額」は、ここに書きうつします。

雑所得12

 

次に、「差引金額」のところに書いた金額。これはこんな感じで。
※余談ですが、これがいわゆる ”所得” です。
この金額がいくらなのかで、次の年に払う国民健康保険料の金額が決まります。

雑所得13

 

自分の所得金額の合計額が書けましたか?
… では、次に「所得から差し引くことのできる」要素を書き込んでいきましょう。

 

そうそう、たとえ10代のアルバイト・フリーターでも、ダンナの扶養に入っている主婦でも、
この「基礎控除」は絶対に書きましょうね。

雑所得14

 

そして、合計。

雑所得15

 

次は、用紙の右半分に注目。
「所得」から、「所得から差し引くことのできる額」を引き算して、ここに書きます。

雑所得16

 

そして、税額。これは自分で計算して書きましょう。
税額表という一覧表持っている人は、それを見たら分かります。

 

税額表持っていない人は、ここ。
(https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm)

 

「所得税」「税率」などのキーワードで検索してもOK。

雑所得17

 

住宅ローン控除や、寄付金などの特別なものがなければ、こんな風に書き下ろしてきます。

雑所得18

 

そして、忘れないように「復興特別所得税」の金額も書きましょう。
東日本大震災の復興のために、H25年から25年間、
国民が払い続けることになっている税金です。

雑所得19

 

書けたら、所得税の金額と復興特別所得税の金額を足した金額を書きましょう。

雑所得20

 

そうか…。こんだけ所得税払うのか…。 と思ったアナタは早とちり!
手元に「支払調書」があるなら、必ず確認してみて下さい。

 

そこには「源泉徴収税額」という欄があって、その欄にはいくらか金額が書かれていませんか?
それって、報酬から天引きされる形でアナタが
゛既に国に払っていることになっている所得税゛ですよ!

 

ここに書きましょう!

雑所得ふたたび

 

すると、こんな結果に。
つまりこの例でいうと本来は11,179円しか払わなくっていい税金、
107,205円も報酬から差し引かれて(天引きされて)いたんですよ。

 

… 返してもらいましょう。( `ー´)ノ

雑所得22

 

最後まできっちり書くと、こんな感じ。

雑所得23

 

これで、国から返してもらえる金額が分かりました。
どうやって返してもらうかっていうと、こういう風に、
確定申告書の一番右下に銀行口座を書き込むんです。

 

※ 必ず、確定申告する本人の名義の口座を書きましょうね!

雑所得24

 

☆☆****~☆☆****~☆☆****~☆☆****~☆☆****~

 

お疲れ様でした!

 

そうそう、分かっていると思いますが、今回ご説明したのは「雑所得」といって、
自分で個人事業として開業しているほどでもないんだけど、
かといって給料という扱いもされていない個人を前提にしています。

 

税務署に開業届出して、青色申告した方がおトクだし、そういう規模なんですっていう人へ。
そういう場合は「雑所得」なんかじゃなくて、「事業所得」という区分で申告しましょうね。
(※ この用紙の中にありますよね。そう、「事業」の「営業等」という区分からスタートです。)

雑所得番外編1

 

そうなると、あなたは「個人事業主」です!
こんな2枚の書類だけでは、確定申告したことになりませんよ。

 

日々の取引をきちんと記帳して(会計ソフトに入力すれば、かなりラク!)、決算書を作りましょう。
雑所得番外編2

 

こうなると、自己流ではちょっと厳しいのではないでしょうか?
適切な申告をするためにも、ぜひとも税理士にご相談下さい。(#^^#)

 

だって、例えば2年前に売上高が1,000万円超えているなら、
所得税のほかに、消費税の申告もしないといけないわけですから。

消費税の申告書

 

今後はマイナンバーというものもスタートすることですし、
きちんと申告してスッキリと「本業」に専念しましょう!

 

税理士事務所への相談って、皆さんが思っているほど難しいものではないですよ。

 

 

今日はいつになく、長くなりましたね。
ではでは。($・・)/~~~


2015年4月21日 11:06 AM | カテゴリー: 確定申告, 給料と税金, 開業支援